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有線だかなんだか知らないけど、モーツァルトのアイネクライネナハトムジークをぶつ切りにしてラップをのせた曲がつい最近まで頻繁に勤務中に突然流れてきて、大変気分を害した。
そもそもクラシックをリミックスなりマッシュアップなりするのは個人的にあまり良い感想を持たない。クラシックは気の遠くなるほどの時間人に愛されてきたものだし、それ故に音楽的完成度は尋常ならざるものがある。もう出来ているものをあえてバラして自分流に組み立て直したいのは分かるのだけど、下手にやると酷いことになると思うのだ。先の話の曲のように。
変にばらばらにしてしまうよりも、どこぞのコンピレーションのように原曲の旋律そのままで音色だけ変えたり、というような試みの方が、いくらかましに思える。それでも「やっぱりヴィヴァルディはいいね」とまったく見当違いの方向に感想が向くだけで、それ自体に何の感想も抱かないものだけど。

何が言いたいかというと、今日辺りからループに古い黒夢が入りだしてとても勤務環境が向上したように思われるのです。ながら作業のできない黒夢ファンでございます。