insane2005-01-10


アイザック・アシモフの「ネメシス」読了。
ふらふらと立ち寄った古本屋で偶然手に取り、そういえば映画「ソラリス」の原作がこれだった(勘違いだったが)っけと、ぱらぱらとページを繰るうちにどんどんとのめり込み、そして何よりも、タイトルのネメシス――天罰の女神の名であり、因果応報という意味もある――ずばり天罰を意味する名詞でもあるそれに、薄湿っぽい期待を抱かずにはいられず、即購入。
遠い未来、恒星ネメシスを起点に交錯する人の思惑や欲望、そして訪れる真の「天罰」とは……?面白かった。