超絶最強Firefoxテーマ「rein」。
http://www1.skz.or.jp/~kusumi/klee/mozilla.html

巷でFirefoxがどうのこうのと騒がれているが、僕はどうもこのFirefoxが好きではなかった。
と言うのも、ブラウザに求められるものとは、統合性、簡略性の様なものであって、その点IEIEコンポーネントタブブラウザは、大変優れていた。
インストールするだけで、特に設定について考える必要はなく、設定を変更するにしてもブラウザ内の「設定」メニューでも開けば、そこで求める機能全てが完結してしまう。そういう点で言えば、Firefoxは、非常に面倒臭いのだ。
良く言えばカスタマイズの幅が広く、悪く言えば亡羊としてつかみ所のないブラウザ。そういう印象を、僕はFirefoxに持っていた。まともに使いこなそうと思えばあれこれとプラグインを各々のサイトから落としてこなければならない上に、適用させるには逐一ブラウザを再起動させねばならない。また、レンタリングの面や、MS製インターフェイスに慣れてしまった感覚的にも、どうもしっくり来なかった点もあるのかもしれない。
しかし、だ。こんな、恐ろしくシンプルで、そいでいてクールなテーマを見せられては、乗り換えざるを得ない。あまりにも単純だと思われるかも知れないが、それにしたって、このテーマは、そのデザイン性だけで乗り換えるに十分値する。ただでさえフォントのアンチエイリアスの綺麗なFirefoxである。それに見合う外観を得た今、例えプラグイン一つ入っていない現状であろうと、僕はこれを、いや……もうFirefoxですらなくていいのかもしれない。僕はテーマ「rein」を愛して乗り換えた。ブラウザなんてもう、どうでもいいよ。