最近は浮動している人生がさらに浮動しつつある日常。自分でもどうにもならずに悶々とする日々。実家に出戻ったり、ちょっとしたお泊り会を開いたり、夜半まであれこれと配信したりの実家ライフ。思うことは、一つ。一刻も早く引っ越したい。
ああ、話書きたいし曲混ぜたいし作曲したいし遊びたいしで、多趣味の極み過ぎる生活が破綻気味の兆候。LivetuneはRe:Mikusなんて新アルバムを出すみたいだし、引越しでただでさえマイナスの所持金が最早虚数のレベルにまで行ってるにも関わらず物欲までも絶えず。かといって彼女に会えないと死にそうになるしで自業自得の八方塞、あたまをもたげるネガティブ思考。
昔ほど頭が上手く回らなくなってきた。歳をとったのか、それとも判断材料が増えすぎて切り捨てきれていないのか。恐らくその両方で、僕はそういった状況を忌避し過ぎてきた為に絶望的に適応力が足りない。個々の問題は簡単に答えが出るのに、その答えはどれもちぐはぐで、じゃあ、とまとめて多体問題にすると今度は答えが出ない。最優先事項は決まっているけれど、極論すると「それ以外どうでもいい」になってしまってやはり手詰まり。こんなだから多くを抱え込みたくなかったんだ。一つっきりでも僕の手では精一杯なのに。それの為だけに生きられたらいいのに。僕には余分なものがつきすぎていて、それはもう切り離したら僕の意味ごと消し去るものになってしまった。僕が僕でなくなれば、たった一つもきっと失う。かといって切り捨てなければ身動きが出来ず、やはり近い将来、たった一つを失う予感がある。
失っても構わない生き方から、失いたくないもののある生き方にシフトした時に予想できた齟齬。時間でどうにかなると思った。その場に立てばどちらに行けばいいか分かると信じていた。いざ立ってみて、何処から来たのかすら分からない自分に気付き、そして僕は消え失せる。虚無だけを残して消え失せる。
そんなのは、嫌だ。