マルドゥック・スクランブル読了。おかしいな、届いたの、昨日なのに。
ともかく言えることは、こいつは最高にクールだ。レトリックとダブルミーニングとユーモアの嵐に、バイオレンスとセクシュアルをひとさじ。サイエンスフィクションの器に盛り付けられた最高に熱い一品料理。冗談じゃなくて読んでたら鼻血が出てきた。今も書いてて鼻血が垂れる。失血で死ぬ。


ともかくとして、久々にページを繰る手が止められない物語を読めた。いちいち熱くてかっこよくて洒落てて小憎らしい、雛料理とヤブ医者と生煮え卵の物語。ああ糞、鼻血が止まらん。調べてみたら続編も執筆中とかで余計に鼻血が出始めた。最近は買う本買う本当たりだらけで逆に怖い。


読んでばっかりもいられないね。「それが僕の有用性だ」って言えるくらいになってみてえもんですよ。真っ赤に染まったディッシュ鼻に差し込んで何を書いてるんだ僕は。