Re:おpちゅーすん。
アルネトリコを買おうかなあと漏らした友人達に皆揃って「それはない」、「ねーよwwwwwww」、「バカ!バカ!スケベ!」、「えっちなのはいけないことだと思います!」とまあ、散々になじられ罵られ否定されてドMの僕としましては大変に正解だったな、と、一人頷く訳ですが関係ない話にそれました。
正直な話ですね、皆様純心を忘れております。ピュアハートを失くしております。あの頃の純粋な気持ちをどこかに置き忘れて大人の階段を昇りきったシンデレラ以外の何かになってしまっています。あのシーンは二人の交友深まる、何らおかしな所のない「ハートフル」な場面なのですよ。今ちょっと上手い事言った。HeartとHurtかけてみた。また話がそれました。
ともかく、純心を忘れない天野・ザ・ピュアハートと致しましては、そんな皆様の反応に大変不服マックスハートな訳です。お前ら何も本質を見ていない! 真のエロティシズムとは言葉や容姿とはかけ離れた、精神と精神の触れ合いにこそあるものなんだ! 実のない言葉なんてただの言葉以外のなにものでもない訳ですよ! そりゃあ私も男ですからね、本能的におっきしてしまう事もありますよ。でもね、俺はそんな事の為にゲームやってんじゃないんだ! 俺とあなたとね、やるわけですよ! 何をやるんだ。山口さんはお引き取り下さい。
で。欲しいのですけど目下金策中というか、簡潔な話、給料日まで後10日。後10日も待たねばならんのです。残金350円です。買う前に死んでしまうかも分からない。欲しがりません買うまでは。


蟲師、まったくあれは恐ろしいものです。普通の少年誌に載ってるようなマンガが、甘味や魚肉類のこってりとした料理とするならば、蟲師は何というか珍味やら漬物やらといった「うまみ」が凝縮されたかのような味わい。飲み下しても口中に残った風味で御飯三杯はいけてしまうような芳しさ。まさに光酒。
何べん読み返しても色褪せませんし、むしろどんどん熟成されて味わい深くなってゆくもので、この先もずっとのんびりこのまま続けて貰えたらいいなあと思う次第。


そして挑戦的音楽といいますか、音楽に対する挑戦というよりも一個人に対する挑戦に聞こえたというか、音楽ナメてんじゃないのかなんて感想を持つ程に、クなんたらとかいう人のやつは酷いものでした。
そもそも「挑戦」と言うならば、まずクラシックなんかに手を付けてはいけないのですよ。それは殆どの現代音楽の根幹を成しているものであり、その時代に確立された音楽理論を今でも使い続けている以上、クラシックのリメイク、リミックス、マッシュアップだとかというのは、過去に膨大な量のものが生み出されてきたはずです。意図していようと、していまいと。もっと言えば、主題をそのまま使ったりするなんてのはそれこそ以ての外、と言うしかありません。旋律すら過去に囚われて一体何に挑戦するつもりなのか。
仮にその時代になかった機材を使って、その時代に出しえなかった音を用いて表現するのならば、本当に挑戦的・実験的なエレクトロニカプログレッシブ、ポストロックといった界隈に*1出てくるはずで、そして残念ながらその界隈では大手チェーンコンビニ店でループされるほどにヒットする曲はまず望めないのです。あったとしても、常に斬新なものよりも、よりポップでよりダンサブルな、いわゆる聴きやすくてノリやすい曲になってしまって、それはもう実験的でもなんでもないのですよ。だって大衆にすんなり受け入れられるという事は、すでに存在して一般化し始めているという事ですから。いつだって人が「これは新しい!」と褒めはやしたてるものは、その界隈の最前線からすれば一歩遅れて、「浸透しきった」過去のものな訳です。
昨今になって情報の伝播が早くなったお陰か、比較的一般向けでないような曲やアーティストでも多くの人に見聞きされるようになり、どんどんとその間口を広げてはおりますが、それでもこの先もずっと「こちら側」はサブストリームであり続け、メインストリームに入れ代わることはないのではないかな、と。
全人類の脳がオンラインにでもなればまた変わるのでしょうが、それこそまさに「ブレインダンス」というものですね。うわ、そんな世界来て欲しいな。

*1:ジャンルに定義されてしまっている時点でそれはもう「新しくない」のですが