今年も残すところ後一日、か。
今年の始め、友人と甘酒を飲んでいた瞬間を、ふと思い出した。一昨日がどんなであったかも思い出せないのに、不思議なものだ。
そういえば、ここ数年恒例だった集まりの誘いが来ない。どうせ暇であるし、まだまだ時間はあるから、突発的に誘いが来るのかも知れないが、そんなことも、どうでも良いことだ。
共に幾度も時を数えた、顔も知らない仲間は、もう、いない。共に騒ぎ、馬鹿を言い合う仲間からの連絡もない。
そう、そんなもんだ。今までが恵まれ過ぎていただけだ。
たまには独りも、悪くない。