一つの夢物語。
http://d.hatena.ne.jp/./hkt_o/20041215

結局リンクする事になる訳で。
http://d.hatena.ne.jp/./insane/20041213
にも取り上げた、パクリに関しての総括と、徳保氏の結論。記事の下の方に関連記事がリンクされていますが、徳保氏が空いている日付に書いてしまわれて、割と前後関係が混乱しているので注意されたし。

ニュースサイトの進化した姿を想像してください。毎日、自分で1から日記を書くのではなく、気に入った日記を選んで転載するのです。気に入らないところは、自分で修正することもできる。その過程で、下手なエッセイが数人の手でブラッシュアップされ、素晴らしい小論へと進化することもあるでしょう。

そう言えば、発意、つまり一から全て独自に構築して文章を書く人は、今どれほど居るのだろう。例えばこの文章は徳保氏の文章を受けてのものであるし、多くの人がそうであるように、日常はもちろん、TVやラジオ、ニュースサイトと言った「メディア」から触発されて文章を書く事は多い。
厳密に言ってしまえば、完全に独自の創作なんてものは存在し得ず、全てが何かしらの影響や触発を受けて書かれて(作られて)いるのではないか。そういうものと、模倣や剽窃との線引きは、一体何処で成し得るのか。などと書きつつも、やはり脳内ではある程度明確な線引きは暗黙の内にしている訳で。
いっそのこと、そういう垣根を取っ払ってしまえばいい、と言うのも、逆説的な道理であると言える訳で。僕は限りなくそちら側の意思である、と言うか、僕は自分の作り出したものにどれほどの価値があるのか計りかねているクチであり、そう言う見方で行けば「勝手にして下さい」と言っておくことで、どれほどの人が「勝手にしてくれるのか」と言う尺度を他者に求める様な真似をしているとも言える。いや、もし仮に絶対の自負と自信でもってこれらの文章を書いているにしても、やはり同じ事を言うと思うのだけれど。
現時点で求めているのは、他人がどう、とか言うものよりも、自分がどうか、と言う事であるから、例えば僕の文章を丸写しにしている人が居たり、出てきたとしても、そんなものは「どうでもいい」部類に入ってしまう。それで満足するなら勝手にどうぞ、僕も勝手にやります、と言う風な。
うーん、あれこれと抱えすぎてどうも身動きがとれない。まとまらないですが以上。